幸せ脳にちかづくには~ストレスに強い脳をつくる3つのコツとは?

仕事や家庭でストレスを感じている人、少なくないんじゃない?
中には、離婚やリストラなど人生の局面で大きなストレスを抱えているという人もいるかもしれないね。

あまり良くないイメージがあるストレスだけど、本当のところは嫌なことばかりを指すわけではないんだ。ストレスとはいわば、心や身体に加わった刺激に対する反応だと捉えることができるんだよ。

だから、明日のプレゼンやテストにプレッシャーを感じていることも、デートや旅行でドキドキしていることも、どちらもストレスだと言えるんだね。

わたしたちはストレスがかかると、それに対応しようと交感神経が刺激されるようにできている。交感神経の刺激によって血管は収縮して瞳孔は開き、心拍数は跳ね上がっていく。身体全体がこのような臨戦体制をとるから、胃がキリキリ痛んだりドキドキするんだね。

そして、さらに長期間にわたってストレスを感じると脳の一部が収縮してしまったり、副腎皮質から分泌されるコルチコイドというホルモンが、脳の記憶を司る海馬を損傷させてしまうことがあるというから恐ろしい。

では、このようなストレスを一旦リセットするにはどうしたら良いのだろう?
具体的に次のような方法を試してみて♪

◆良い香りに包まれる
ストレスに最も効果的だと言われているのが、ラベンダーの香り。
気持ちを落ち着かせてくれて、イライラを解消してくれる効果があるよ。

そのほか、ローズマリーやカモミールの効果もよく知られたところ。

使い方としては、精油をアロマポットに入れたり、お風呂に数的入れるというのもいいよね。もっと手軽に、外出先でというのであれば、ハンカチに垂らして香りを楽しむのがオススメ。

◆仮眠をとる
ある企業では午後の作業効率を上げるため、昼休みに少しの休憩を促しているのだとか。
少しでも疲れたな〜とか、クールダウンしたいと感じたら短時間だけ眠ってみよう。15分から30分くらいが理想的かな。

ただし、ここでしっかりと眠ってしまっては逆効果。
逆に疲れてしまうこともあるから注意して。

◆お風呂に入る
お風呂には色々と身体と心に良い効果があります。
お湯で皮膚が温められると、血管が拡張して血流量が増加し、温められた血液が身体じゅうをめぐって全身が温まります。これは、手足だけの部分浴でも同じです。

浴槽のお湯に沈んだ部分には、水圧がかかります。みぞおちまで浴槽につかる半身浴の場合、足の静脈から心臓へ戻る血液の量が増え、心臓からの血液量が増えます。そのため、全身の血行がよくなり、疲労回復が早まります。

そして、37~39℃のぬるいお湯に10分以上、ゆっくり入ると、副交感神経が刺激されて精神の緊張がほぐれ、筋肉もゆるみます。 ただし、42℃以上の熱いお湯は、交感神経を刺激して心拍数が増え、血圧が上昇しますのでご注意を。

ストレスを感じたら上手にこのTipsを活用して、幸せ脳にすばやく戻してくださいね。

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