楽しいだけが笑いじゃない♪免疫力を上げる笑いのお話

いつもニコニコ、ぷよっぴーが今日きみに伝えたいのは“笑い”についてのお話だよ。

楽しい時や幸せな気分のとき、思わず声を出して笑ったり笑顔になったりするよね。それって、心だけじゃなく身体にも良い変化をもたらしてくれるんだって。

それって、一体どんな効果なんだろう?心の栄養となって、楽しい気持ちになるだけかな〜と思っている君に、ぜひ聞いて欲しいな♪

実は、笑いって病気に打ち勝つパワーを貸してくれる、と〜っても素晴らしいもの♪病気に対する免疫力をUPさせてくれるんだよ!

わたしたちの身体にウイルスやがん細胞があったとき、活躍するのがNK細胞と呼ばれるリンパ球。日々、身体中をくまなくパトロールしながら、ウイルスなどをみつけたときは、戦ってくれている。このNK細胞が元気になってくれていれば、病気になりにくい身体になるんだね。

さて、NK細胞の話を少ししたところで、笑いが免疫にどう関わっているのか紹介しよう。
笑うと脳内の前頭葉という部分がまず興奮した状態になるんだ。そして、それが免疫を司る間脳にも伝わることで、神経伝達物質である神経ペプチドがだくさん出てくるようになるんだよ。

ちなみに、前頭葉は体を動かすように指令を出す場所なんだけど、ここが発達している人間だけが“笑う”という行為ができると言われているんだって。

話は戻るけれど、間脳から放出された神経ペプチドは当然、NK細胞にも辿り着いて細胞を活性化させることになる。
そうやって活性化されたNK細胞は、侵入してきたウイルスなどに対抗して退治してくれるという仕組みなんだ。

まさに素晴らしい奇跡の連携だね!

ただし、自己免疫があまりに活発化してしまうと、膠原病などの自己免疫疾患を引き起こして自分自身の身体が蝕まれてしまうことになってしまうんだ。

でも、笑うことによってNK細胞を一定の活動レベルまで引き上げたり、逆に過剰な活動を抑えたりと、適度な効果をもたらして免疫系全体のバランスを整えてくれるよ。

そうそう。この笑うという行為は、口角を上げてにこやかに過ごすだけでも効果があると言われている♪表情が固い…なんて言われている人がいたら、せっかくの機会だし笑顔の練習をしてみて欲しいな〜♪

モバイルバージョンを終了