意識している?宇宙とリズムを合わせて生きること
こんにちは!福太郎です。
みなさんは、普段、宇宙とリズムを合わせて生きることを意識していますか?
宇宙とリズムを合わせて生きるというと、なんだか壮大なような、自分とは関係のない遠い話のような、そんな気がする方も多いかもしれませんが、人間にとって宇宙のリズムを意識して生きることって、大切なようですよ。
なぜなら、人間も宇宙の一部だから。
現代の日本に生きる人は、どちらかというと、宇宙のリズムに反して生きている人のほうが多いようです。
たとえば、早寝早起き。
これをちゃんと実践できている人ってどれくらいいるでしょう?
遅くまで残業したり、深夜までDVDを観たり、お酒を飲んだり…。
これは宇宙のリズムに反する習慣といえます。
人間は長いあいだ、朝と昼と夜、太陽がのぼるリズムと沈むリズムにあわせて生活してきました。
宇宙のリズムに逆らって生き続けると、心身に不調が必ず表れてきます。
フランスのヴィスナール教授が、2万人の交代労働者を対象に、夜勤と寿命の関係を調べた有名な研究があります。
その結果は、”夜勤によって寿命が10年以上縮まる”という衝撃的なものでした。
睡眠のことだけではありません。私たちが普段食べる食べ物に関しても、宇宙は深く関わっています。
忙しいと、外食やファーストフード、インスタント食品、コンビニ弁当の多い食事になりがち。こういった食生活は、体の免疫力を低下させ、肥満も進み、がんや心臓病などの生活習慣病の危険が増すと言われています。
一方、旬の食材を意識して摂ることを心がけると、その時期に体に必要な栄養素をたくさん摂取でき、健康的な生活に繋がると言われています。
また、福太郎の知り合いの、あるオーガニック食堂の店主が言っていたんですが、野菜は繊維の方向に合わせて切ったほうが、美味しいことが多いそうです。
「野菜と日々向き合っていてつくづく思うけど、結局、人間は自然に従うしかない」そうともおっしゃっていました。
最後に、人間と宇宙の繋がりを感じさせてくれる、ある文を紹介します。
李氏朝鮮時代の医書『東医宝鑑』の序文です。
人の頭が丸いのは天の丸いのを、
人の足が角ばっているのは、地の角ばりを習ってのこと。
天に四季があるゆえ、人には四肢がある。
天に五行があるゆえ、人には五臓があり
天に六の極点があるゆえ、人には六腑がある。天には八の方位から吹く風があるゆえ
人には八つの節があり、
天に九つの星があって、人には九つの穴がある。
人の12の経脈は、天の十二時を習い、
人の二十四の針を打つ場所は、天の二十四節気を習い、
また天に三百六十五度があるため、人にも三百六十五の関節がある。天に太陽と月があるように、人に目と耳がある。
天に昼と夜があるように、人に眠りと目覚めがある。
天に雷と稲妻があるように、人には喜びと怒りがある。
天に雨と露があるように、人には涙と鼻水がある。
天に陰陽があるように、人に寒気と熱がある。
地に泉があるように、人に血脈がある。
地に草木が生えるように、人の体に体毛と髪が生える。
地に金石があるように、人に歯がある。
いかがでしょう?
現代に生きていると、宇宙と自分との繋がりを感じたり、宇宙とリズムを合わせて生きることは、難しいかもしれません。
でも、人間は宇宙と繋がっていて、宇宙の一部として生きていることは確かです。
これからは、できるところから宇宙とリズムを合わせた生き方を意識してみませんか?
たとえば、
・できるだけ早く寝て、朝は太陽の光を浴びながら目覚める。
・外食やコンビニ弁当、ファーストフードの摂取は控えて、旬の野菜や食材をいただく。
・スマホやパソコンに向き合うだけでなく、外の自然にもっと目や耳を傾けてみる。
・昔から良いと言われている言い伝えを、信じてみる。
・心の声を聴く。
こんなことから意識してみてくださいね。