大阪の北新地で配布されているあるモノには、人と自分を幸せにするヒントがいっぱい詰まっていた!

こんにちは!福太郎です。

“北新地”といえば、数多くの料亭や高級クラブのある、大阪で有名な歓楽街。その北新地で配布されている“あるモノ”が、最近注目を集めているそうです。

それは、『ホステス心得帖(ちょう)~おもてなしの条件』という冊子。

文字通り、北新地社交料飲協会が“おもてなしの心得”を説いたもので、なんと35年ぶりに復刊したそうです。

加盟店への配布が目的だったそうですが、店を訪れる客からの反響が大きく、数々のメディアでも取り上げられています。

北新地社交料飲協会のホームページで無料でダウンロードできるので、福太郎も読んでみました。

そこには、ホステスさんだけでなく、いろんな人が参考にできる、人と自分を幸せにするヒントがたくさん書かれていましたよ!

今日は、そんな『ホステス心得帖(ちょう)~おもてなしの条件』の中から、福太郎が響いた項目をいくつか厳選してご紹介しますね。

■『性格が誠実で素直でないと、本当の美人には見えない。どんなに顔・形が良くても、心の化粧も忘れずに。』

…ホステス心得帖には、繰り返し、“自分の容貌に自惚れるな、中身と立ち居振る舞いを磨くことを大切にしろ”ということが書かれています。多くの人に長く愛され、支持されるには、やはり見た目だけでなく“心”を美しく保つことが大切なんですね。

■『雄弁なホステスより、寡黙にして、真剣に話を聞いてくれるホステスをお客様は好む。お客様の話は、顔を正面に向けて聞くのが良い。』

…多くの人の心を癒し、掴むのは、話し上手より“聞き上手”。聞く耳を持つこと、聞く能力って、どんな仕事に就いていても大切なことだと思います。

■『陰口は言わぬこと。言えば自分も言われると思え。』

…陰口や悪口は、その場は楽しいかもしれません。でも、結局は自分の品位を下げ、人を嫌な気持ちにさせ、遠ざける原因になります。気をつけたいですね。

■『自宅はいつ来客があっても、恥ずかしくないようにしてあること。精神のだらしなさは、部屋の片付け方に表れる。』

…ホステスさんというと、生活のリズムが乱れがちに思えますが、ホステス心得帖には、生活を整えることの大切さも、繰り返し書かれています。

■『ウェイターなど、裏方の人たちに威張らないこと。人間は、自分より立場の弱い人に対する態度で、その人の値打ちが決まる。』

…ズバッと言われてしまいました。確かに、弱い立場の人たちに対する普段の態度で、その人の品位や本当の性格が分かる気がします。裏方さんや自分より弱い立場の人たちにこそ、優しく振舞うことができる人って、本当に素敵な人だと思います。

■『どんなに些細なことでも、素直に「ありがとうございます」と口に出して謝意を表すこと。他人の好意に甘え、必要以上に期待し、そして感謝の気持ちが持てないのは、人間の屑である。』

…感謝の気持ちを持つこと、そしてそれを言葉にして表すことって、本当に大切。日常的に忘れないようにしたいですね。

いかがでしたか?

他にも、参考にした心得がたくさん書かれています。ぜんぶ読み終わったときには、背筋がピン!となる思いでした。興味のある方は、ぜひご覧になってみてくださいね。

※参考-ホステス心得帖~おもてなしの条件~ 北新地社交飲料協会

モバイルバージョンを終了