今回は、広告業界で営業として働くAさんにインタビューさせていただきました。Aさんは、大手広告会社で営業として、主に美容業界の担当をしていらっしゃいます。
そんなAさんが結婚しようと思われたきっかけや、旦那様との出会いについてお話を聞かせていただきました。きっと、婚活中の方にとっても参考になる内容だと思います。
仕事をバリバリやっている中で、そろそろ結婚しようと思ったきっかけを教えてください。
端的に言えば、年齢がきっかけですね。漠然と、40歳までにパートナーが欲しいという気持ちもありましたし、仕事仲間や友人たちも30代後半くらいから結婚するようになりました。そういったこともあって、39歳だった2016年の6月頃から婚活を始め、2017年の2月に迎える40歳の誕生日までにはパートナーを見つけようと活動しました。
結婚相手を見つけるにあたり、どのような方法でお相手を見つけようとしましたか。
結局、私は婚活アプリで彼と出会って結婚しました。
婚活を始めた6月頃に、たまたま女性の友人から婚活アプリの存在を教えてもらったのがきっかけで始めました。
また、仲の良い友人からは「自分もパートナーがいない時期に、100人くらいの男性と会おうと思って、いろいろな人に会っていた時期があったよ」「一対一で男性と会った時に、その彼とどうなるかを考えずに、ただ会って、その人との会話を楽しむといった感じで会っていたよ」とアドバイスをもらったことも後押しになりました。
婚活アプリでは、全く知らない人とコンタクトを取って、お互いに「いいね」をしてメッセージを交換するところから始まり、会うことになるのですが、そういったステップを考えるとそれなりに煩わしさはありますね。
結局、半年で20人弱くらいの方に会いましたが、結婚した彼とは18人目くらいに出会いました。彼に会ってからは、コンスタントに会ってごはんを食べに行くような期間が始まりました。
彼に出会ったのが2016年10月末で、入籍したのは2017年の12月なので、ちょうど結婚するまで1年くらいですね。
相手に求める条件はどんなことでしたか?また、お相手の方は、当初、理想としていた条件通りでしたか?
私は今、41歳なのですが、主人は6歳年下の35歳です。今はもう、一年半くらい一緒にいるので慣れた部分もありますね。
自分自身ではあまり覚えていないのですが、まだお付き合いしている頃は彼について「少し物足りない」と周りに話していたようです。結婚式の時に、友人たちが教えてくれたのですが。
条件的に考えてみると、私の周りには「こういうことがやりたくて、今の仕事をやっている」「展示会に行って、刺激を受けてきた」という会話が日常的にありますが、彼自体はいわゆる年下男子で、サッカーやフットサル、ジムへ行って体を鍛えることが好きなマイペースな人でした。
もちろん、私がどこかへ行こうよと言えば一緒にきてくれるのですが、例えば、自分から素敵なレストランをみつけてきて連れていってくれる、「素敵だね、好きだよ」と伝えてくれるタイプではないので、私としては、そういう意味での物足りなさを女友達に話していたのだと思います。
でも、「結局、自分の行きたいところに彼はついて来てくれるわけだから、自分の行きたいところには全て行けるよね」という友人の言葉を聞き、本当にその通りだなと感じています。
彼はスポーツもしていて健康的ですし、ファッションも好きです。これまで、ファッションが好きだという男性とのおつきあいがなかったので、一緒に買い物に行き、共通の話ができる楽しさがありますね。
結婚しようと思った決め手はどんなところでしたか?
お付き合いしていく中で、徐々に優しい面や、几帳面なところが見えてきましたし、私や私の仕事に対して理解があるということも大きいですね。
やはり、彼の仕事のスタイルとは時間も含めて違います。でも、遅く帰ったとしても「体調を壊さない程度に頑張ってね」と言うくらいで、「なんでこんなに毎日遅いの?」というような質問や疑いの目は一切ないので、そこはノーストレスですね。
私自身、これまで料理はあまりしなかったのですが、彼と出会ってから料理をしたいという気持ちが芽生えてきました。相手から毎日ごはん作ってね、と言われるのと、自発的にやるのとはまた違います。彼の場合、そういった強要はほとんどないですね。
お仕事柄、芸能人やモデルのような美男美女を日々見ているお仕事だと思いますが、その部分でこだわりはあったのでしょうか?
こだわりはありませんでした。業界の人とお付き合いしたいというよりは、自分と関わりのない世界の人と結婚できたらいいなと思っていましたし、それまでにお付き合いした方も含めて、ずっとそうでしたね。
それはきっと、私が美容の世界だけを生きてきた人生ではなく、普通に大学へ行き、社会人をしてという期間があったからかもしれないですね。もしかすると、その専門の学校へ行き、そのだけを勉強をしてきたということであれば、またパートナーの選び方も違ったのかもしれませんが。
お付き合いを始めて結婚に至るまでいろいろなステップがあるかと思いますが、何か障害はあったでしょうか。
私の両親、特に母親が心配していましたね。
彼と知り合って3か月ほど経った2017年の2月に、私は40歳の誕生日を迎えました。それまで、お食事やデートなどを重ねていたわけですが、ハッキリとお付き合いしようと言われたわけではありませんでした。「一度、確認しておいたほうがいいよ」という女友達のサポートもあり、思い切って聞いてみることにしたのです。
ちょうど誕生日の時、私は彼に「会ってデートをしてくれているけれど、お付き合いしているのかどうか確認した方がいいよ、と女友達にも言われているの。私たちって、どうなのかな?」と伝えました。すると、彼は「お付き合いしている、という気持ちはあるよ」と、しっかりと話してくれました。
私の年齢のこともありましたので、そのとき彼が「結婚を前提にお付き合いしましょう」とも言ってくれました。先のことを考えると何かと早いほうがいいということで、3月に実家の福岡へ彼を連れていき、両親に紹介したのです。
こういったことは初めての経験でしたが、私としては、親に紹介するイコール、結婚を意識しているという気持ちがありました。しかし、両親としては、出会って4,5か月の男性を連れてきたことに加え、結婚したいという気持ちがあってきたのか、それとも単にお付き合いしている人を紹介しにきただけなのか、いまいち趣旨がわからないまま終わってしまったようです。
先のことをどう考えているのか説明が少し足りなかったようで、特に、母親を説得し切れないままでした。
母は、私と仲が良かったこともあり、心配してくれたのだと思います。
私としては、「40歳の娘に結婚相手が見つかって、普通は喜ぶはずなのに」という気持ちもありましたが、このタイミングを逃したら結婚できないかもしれないと伝えながら説得をしていましたね。一方、彼のご両親については、特に反対もされずスムーズに進めることができました。
結婚がうまくいった最大のポイントはどこだと思われますか?
月並みですが、諦めずに婚活をしたからだと思います。
また、結構、周りの成功事例を探して話を聞きましたね。それも大切だと思います。
恋愛と結婚は違うと思われますか?
やはり、上手く一緒に生活していけるのかどうか、ということは考えるかもしれないですね。
彼から、自分の生活をガラリと変えなければならないといったことを強要されたわけではないので、それに関しては、自分らしい今までの生活をあまり変えることなく過ごしています。
もちろん、一緒に住んでいくにあたって、部屋の中を綺麗に片付けるといった部分はお互いに気を使っていますが、それ以外のところで特に強いリクエストがないので自分らしくいられるのは大きいですね。
これから婚活を始めようと思っている同世代の女性にアドバイスがあれば教えてください。
私が、周りの友人に「どうやって結婚したの?」と聞かれた時には、「実は、こういう婚活アプリがあるよ」とアドバイスしています。婚活アプリに関しては、2年前と今では状況が変わっているかもしれませんが、「せっかく便利なものがあるので、一度使ってみたらどう?」と勧めていますね。
なかなか、楽しみながら多くの人と会うということは大変な作業です。
やはり、気の知れた友人とご飯を食べ、飲んでいる方が楽しい時間ですので、そこを削って初めての人と時間と場所を約束して合うということは、「よっこらしょ」という気持ちにはなりますね。
さらに、いいなと思っていた人から連絡がこなくなって気分が下がるといったことを繰り返しながら続けていかなければいけません。そういう状況の中でも、新しい人に出会ってみようという気持ちの切り替えは大変ですよね。
周りにいる、上手くいった人のアドバイスなども受け入れながら取り組むといいですね。
<まとめ>
いかがでしたか?
今まさに婚活中の方、いつかは結婚したいと思っている方などは、とても参考になったのではないでしょうか。
本気で結婚したいのであれば、諦めずに取り組む姿勢が大切とのこと。そして、周りの成功事例にも耳を傾けることも必要なのですね。パートナーを探されている方は、ぜひ取り入れてみてください。
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