こんにちは! 看護学部教授の桜沢 かなえです。
アモーレ大学が開設されるにあたり、イズモ学長からの要請があり、医学部看護学科の教授として任命されました。
アモーレ大学での仕事は一つだけ、「看護師や医療機関に関連する恋愛・結婚離婚・パートナーシップ」についてコラムを書くことにより多くの方に医療機関の恋愛事情の事を知って頂くことです。
これから私の経験を基に、様々なナースの赤裸々な恋愛事情なんかを書いていけると面白いなと思っております。皆さまからのご感想頂けると嬉しいです。
本日は最初なので「看護師の純愛」という綺麗な感じのところからスタートしたいと思います。
看護師の恋愛で多く言われるのは、ドクターとの恋愛、不倫だったり、患者さんとの出会いをよく聞きます。その中で私が実際、出会った純愛すぎる恋愛の話をしたいと思います。
それは小児科で勤めている時、循環器内科から1人の先輩が異動となりました。その先輩は、本当に優しくて、仕事もでき、子供たちにもお母さんにも、とても人気のある方です。
先輩に「彼氏いるんですか?」って聞くと「いるんだけどね」といつも笑顔で応えてくれましたが、その先の「どんな彼氏ですか?」「何をしてるんですか」っという質問にはこたえてもらえませんでした。
後輩の間では、「あんなに素敵な先輩だから彼氏ますきっとすごい素敵な人だろうね」ってみんなで話をしていました。そんな先輩が、今度結婚することになった!いうことで、二次会に参加しました。
「先輩の旦那さんてどんな人だろうね」「きっとかっこいいよね」って言っていると、なんとそこにいたのは見慣れた循環器内科の先生(爆)
「えーまじで!?先生と付き合ってたんだ!よく病院にバレなかったよね」ってみんなで驚いていました。
結婚式が終わって、先輩が病棟に来た時、旦那さんである循環器ドクターのことで話に花が咲きました。
先輩は同じ病院だと付き合ってるのがばれるとどちらかが飛ばされること、彼はやっぱりドクターだから私の方が飛ばされる確率が高いこと、先輩はこの病院も、循環器内科とても好きだったこと、すごく頑張ったし、すごくドタバタで大変な時もあったけども、循環器内科に来る患者さんがとても好きだったこと。そして、今回、結婚することが決まり、飛ばされる前に前から興味があった小児科にどうしても来たかったことを話してくれました。
先輩は、「この病院はドクターと付き合うことがばれると看護師側が辞めさせられる。だから、いつも大阪でデートしても電車に乗る時は1両目と最終車両に乗って、同じところで降りるのにバラバラで帰っていたの。でも、ようやく私の夢がやっと叶うの。私の夢はねスーパーに一緒にお買い物に行くことなの。」
「やっと一緒に並んで歩ける。」
先輩はキラキラした笑顔で話してくれました。
それから先輩はしばらくして看護師業務を外され、看護師の内部の仕事に異動となりました。病棟に立つことはありませんでした。でも、先輩は大好きな病棟を離れ、患者さんと接することがなくても、いつも笑顔で与えられた仕事を楽しそうにこなしていました。
看護師の中では恋愛が派手だったり、不倫ばっかりしてる!と思われがちですが、こんな純愛もあるんです!
そして、結婚から二年後、先輩は本物のママになってました!めでたしめでたし♪
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