皆さん、こんにちは!
MRコラムニストのあおいです。
私はとある国立大学の農学部を卒業し、製薬企業に勤務する20代女子です。通称、リケジョと呼ばれる部類に入るかと思います。今、製薬企業のMRという仕事に就き、病院に医薬情報の伝達を行っています。
今回、私の親しいイズモ学長より「恋愛コラムを書かない?」というオファ―が来たので、書き始めることにしました。リケジョの話、製薬企業やMRの話、医療機関の話など多岐に渡って書いていきたいと思っています。
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今回のテーマは「20代のリケジョが恋愛において「イケている」と思う男性とは?」。
そのひとつの答えは「自分の考えていることや意見をしっかりと口にだすことのできる男性」である。
先日、高校の友人と3人で食事をした。3人ともバリバリのリケジョである。
友人の一人が最近旦那によくイラつくとのこと。話を聞くと、なにかを依頼してもやらないことがあったり、やるまでにひどく時間がかかったり、また期待と反対の行動を取られてすれ違ったりするそう。
そして旦那はなにを言っても「ごめんね」で解決しようとするらしい。すべてをごめんねと言って受け入れる旦那の器はもちろん大きいと思うのだが、このなにを言っても謝罪の言葉しか言わないその態度に、友人は毎度イライラしてしまうのだ。
ごめんねではなくて、なにか理由があるならちゃんと口に出して言ってほしいし、相手の考えも尊重したい。そしてもし、そこに理由がないのなら、こちらの意図をもう少しはわかってほしいのだと。
その話を聞いていたもう一人の友人と私はその意見にとても同感した。
リケジョは理詰めで攻めたいわけではなく、解決策を求めているのだ。
今回起きた問題を掘り下げ、根本の原因を追究していかなければ、またいずれ同じような問題が起きてしまう。起きたことを掘り下げて掘り下げて、どこですれ違いや問題が起きたのか?そこをつきとめ改善することを、とても大切と考えている。そう思っているからこそ、自分の意見もしっかり相手に伝えるし、相手を理解するために、相手の意見も期待するのだ。
リケジョは恋愛においても「原因と結果の追求」をわりと無意識に行ってしまう傾向がある。
「恋愛は頭でするものではない」という声が聞こえてきそうだが、リケジョは常に頭で考え恋愛しているわけではない。ただなにかしらうまくいかなかったときや問題が起きてしまったときに、このリケジョ特有の考え方が顔をだしてくるのだ。
そしてそんな場面で、自分の意見や価値観を男子側がもじしっかりと言葉にして伝えてくれない場合、解決策までたどり着くことができず、もやっとしたり、がっかりしてしまったりする。
「言わなくても俺の気持ちを察してほしい」というような口数の少ない男性は、リケジョとはあまり合わないのかもしれない。「つべこべ言わずに俺のこのイライラする気持ちをわかってほしい」などというようなタイプは言わなもがず論外である。
そういえば過去に自分も、「寡黙な感じが落ち着いていてかっこいい♡」と惹かれ付き合った男性がいたが、自分のことを話さないためなにを考えているのかさっぱりわからず、話し合いにもならずにすれ違ったままそのまま、さよならをした男性がいた。そのときは地獄の底まで落ちたような気分だったが、今思えばそもそもうまくいかなかった理由がよくわかる。
恋愛とは究極の人間関係とも言われるが、相手を受け入れるだけではなく、自分の意見や価値観をしっかりと口に出して相手に伝えること。リケジョの恋愛に限ったことではなく、それこそが、パートナーとの関係を築いていくための大切な秘訣のひとつであると思う。
ちなみにもう一人の友人はパートナーととても良い関係を築いている。旦那も理系男子だが、一緒にロングドライブをするのが趣味。その道中で、「あのとき自分はこう思ったからこうした」「じゃあたぶんここが原因だから次回からは自分もこうするね」などと、ディープに話し合い、原因と対策を考えるらしい。決して言い合いなどではなく、「今後の対策を考えるふたり会議」のようなものらしい。
そうやって話せる時間やタイミングをもつことは関係を築くうえでとても大切だと感じる。
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