何をもって幸せというのか、目に見えない事柄だからこそ誰もが一目でわかるような指標で測ることはとっても難しい!幸せを測るため、比べるためにこれまで本当に多くの人たちが努力してきたんだ。
色々な調査が行われている中で今回は、幸せについて長期間続けられたこの調査をご紹介♪
この研究が始まったのはなんと、1938年。いまから約80年ほど前!
いつの時代も幸福についての研究が行われているってことは、これは人類の永遠のテーマかも!?
紹介する調査はハーバード大学で行われているもので、大学に在学していた250人強の男性を対象にしている。
気になる内容はというと、毎年の健康診断と心理テストを受けてもらうというもの。それらを元に、どのような要素が幸せの要因となっているのか調べているんだって。
80年ほどに渡って行われている研究の成果は、実は2009年発表されていて一つの結論を導き出しているんだよ。もちろん期間も対象人数も多いから、得られた結果は多岐に渡るんだけどね。
その結論とは、幸福が健康と人間関係と強い相関関係をもつというもの。
暖かな人間関係を構築している人は、仕事面での成功をおさめている人が多く、年収も平均して高いという結果が出ているんだって。
このとき興味深いのは、幸せと強い相関をもっているのは母親との関係ということ。母親との関係は幼少期から成人後まで重要な要素であったにも関わらず、父親との関係はそれほど影響を受けないということもわかっているんだ。
確かに信頼できる人が、そして自分のことを信じてくれる人がいるということはとっても心強いよね。人生において起きる様々なことがあっても、帰る場所、逃げ込む場所があるとうことは非常に大切なこと。
ほっとする空間も必要だね。幸せだということは気持ちが安らぎ、ポジティブになれる場所をもっているかどうかということなのかもしれない。
みんなには、そんな心地いい場所はあるかな?
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