幸せ大学（University of Happiness）

ボーナスが出たから、ずっと欲しかったアレを買おうかな♪
なんて考えている人は、きっと多いはず。
でも、ちょっと待って！
本当にそれを買ったら満足できる？

いや、その時はすごく満たされるはずなんだ。買った直後は。
でも、満足感はいつまでも記憶に残っていくものなのだろうか・・・。

実は、長く続く幸福感や満足感を得たいなら、モノを買うより体験にお金を出したほうがいいと言われているんだ。そう、家や宝石のように大きかったり、高価なモノと比べてもね。

思い起こしてみれば、旅行先での貴重な体験や習い事、みんなで行ったバーベキューなんかのほうが、ずっと記憶は鮮明だし思い出に残っているのでは？

お祭りなんかもその典型で、非日常の中で経験するひとつひとつが印象的で楽しい気分にさせてくれる。そして、その経験があるからこそ、また来年も行きたい！と思えるんだよね。

それって、どうしてなんだろう？

まず、旅行などの体験をしようと思ったとき最初に、「どこに行こうかな〜？何をしようかな〜？」と計画を立てるところから始まるよね。

これが、ワクワクドキドキ感という期待感を生み出すんだ。
確かにガイドブックなどを見ているだけでも楽しいものだよね♪

旅行じゃなくても、何か習い事などを始めるときも、そこに実際に通ったときに得られることや新しく出会う人たちのことを考えると楽しみでしょうがない♪

だって、何か行動を起こさないと会えない、得られないモノや人たちなんだから。

暖かく活動的になる春先になると、何か新しいことを始めたくなるのも関係があるのかもしれないね。

そして、事前の下調べや計画から実行まで、何かを買うときよりもずっと時間をかけているのがわかるはず。時は金なり、というけれど、この貴重な時間を費やしているというのも、体験が幸福感を生む要因のひとつなのではないだろうか。

やってみるなら、なにも大げさなものじゃなくてもいいんだよ。
自宅に友人を呼んでホームパーティーをしたり、夏場なら花火やキャンプなんかもいいね。
もちろん、テーマパークや体験型ツアーなんかはもっとワクワク感を生んでくれそう♪

幸せは直接お金で買うことはできないけれど、お金の費やし方ひとつでいくらでも幸せを継続させることができるんだね♪