はじめに
みなさんは、定期的に筋トレしていますか?
「やろうと思っているんだけど、いつも結局やらないで時間だけが過ぎちゃうのよね・・」
私はしょっちゅうなのですが、ついつい後回しにしてしまう方も多いと思います。
体を酷使する筋トレをやろうとすると、「疲れるからやめておこう!」と脳からの強力なメッセージが届きますので、やる気がでないのは仕方のないことです。
ですが、筋トレをやらないことは非常にもったいないことなんです。
なぜなら、筋トレすると幸せな気分になれるからです。
今回の記事では、筋トレと幸福度の関係をご紹介します。
読み終わるころには、「筋トレをするとなぜ幸せな気分になるのか?」が分かる内容となっています。気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
幸せポイント①:見た目が良くなる
想像してみましょう。
すらっと洋服を着こなして、爽やかな笑顔でみんなと話していて、いきいきと活動している姿。
多くの人にとって、見た目が良くなることで自分に自信が持て、幸福感をより感じるようになるのではないでしょうか?
ここでは、見た目を良くする上で大切な、ダイエットと美肌への筋トレの効果をご紹介します。
ダイエット効果
男女問わず人気のダイエット。
ダイエットの方法は色々とありますが、ダイエットに筋トレを取り入れる最大のメリットは、「太りにくくなること」です。
筋トレをして筋肉量が増えることで基礎代謝量が上がり、脂肪が燃焼しやすくなります。
季節ごとの美味しいものを食べて、たまにはピザやお菓子などでワイワイと過ごすのは、とても楽しい時間ですよね。
ですが、毎回「カロリーが・・」と気にしていたら、ストレスが溜まっていく一方で、もしかしたらドカ食いなどで爆発してしまうかも知れません。
筋トレで、太ることを気にしない生活が手に入るのであれば、幸福感は高まると言えるでしょう。
美肌効果
女性にとっては「今日は化粧のノリが悪いから外出したくない」と思う時がありますよね。
反対に、肌つやが良いとテンションMaxになり、幸せオーラが内側から満ち溢れてくるのではないでしょうか?
お肌の状態はもちろん栄養や睡眠にも左右されますが、筋トレも関係しています。
美肌をキープするには、体内の免疫細胞の約7割が存在すると言われる腸が、いきいきと活動することがとても大切です。
腹筋や背筋などでお腹周りの筋力を鍛えることで、腸の体内毒素のデトックスが活性化し、お肌の状態を健全に保つ効果があります。
筋トレで肌つやをキープするのにも、筋トレが一役買ってくれます。
幸せポイント②:疲れが溜まりにくくなる
疲れていたら、普段の生活で幸せを感じるなんて難しいですよね?
疲れが溜まってくると、色々な症状が現れます。
仕事で集中できない時間や、仕事中の休憩時間が増えることでしょう。
人間関係では、ちょっとしたことにイライラしやすくなります。
疲れをとるために仕事以外の時間を休息に充てるようになり、新しいことにチャレンジする活力がなくなってしまいます。
筋トレは、疲れを取り除くのにも効果を発揮してくれます。
肩こり、腰痛の予防
体のどこかに痛みがあると、それだけで幸福感の妨げになります。
まさに、「健全な精神は、健全な肉体に宿る」の格言どおりです。
特にデスクワークが多い方は、自然と背中が丸まり、首・肩・腰に疲れや痛みを感じることはありませんか?
そんな状態では、やる気があっても仕事に集中できませんよね・・。
「あー腰痛い、仕事やる気でないわ」
こんな気分になるのではないでしょうか?
姿勢を維持するためには、腹筋・背筋を含めた様々な筋力を使っています。
筋力が弱ってしまうと、姿勢を維持できずに背中が丸まり、肩こりや腰痛が出やすくなります。
しかも、肩こりや腰痛があると、痛みがあるために筋トレが出来ないという悪循環に・・。
ですが、年齢とともに弱っていく筋力を筋トレでしっかりと補うことで、姿勢をキープできるようになり、肩こりや腰痛の予防ができます。
痛みのない健康な体は、幸せを感じるためにとても大切です。
睡眠の質が上がる
疲れをとるために大切なのが睡眠の質。
睡眠時間が少なければ、寝不足で集中が続かず、ストレスを感じやすくなります。
筋トレをして体が疲れさせれば、ぐっすりとした睡眠が待っています。
ただし、一つ注意点があります。
筋トレを行うとドーパミンが分泌され、頭が冴えます。
就寝前に行うと寝つきが悪くなる原因になりますので、寝る2~3時間前までには終わるようにしましょう。
幸せポイント③:科学的にも立証されている
筋トレの効果は経験則で判断しても大丈夫ですが、科学的な裏付けがあると安心できますよね。
筋トレは、幸福感に大切な3つのホルモンに影響を与えることが科学的に立証されています。
ドーパミン
ドーパミンは、「気持ちよさ」「心地よさ」を司る脳内ホルモンです。ドーパミンが多く分泌されるほど幸福感を感じます。筋トレで体を動かすとドーパミンが分泌され、幸せな気分を感じることができます。
テストステロン
テストステロンは、男性ホルモンの一種です。テストステロンには筋肉を作る効果があり、筋トレをするとテストステロンの分泌量が増えます。筋トレをすることで筋肉がつきやすい体になるのはこのためです。
加齢やストレス、肥満などによって、テストステロンの分泌量は低下します。分泌量が減ると筋肉が付きにくくなりますので、筋トレによって補うことが大切です。
セロトニン
セロトニンは、幸福ホルモンとも呼ばれる脳内ホルモンです。セロトニンは、うつ病の予防やストレス耐性に大切な物質で、幸福感を感じるためには欠かせません。スイスのベルン大学スポーツ科学センターの研究チームの研究によれば、筋トレをすることで、セロトニンの分泌が増えることが分かっています。
筋トレをして幸せ気分を味わおう!
この記事では、筋トレは幸福感を高めることをご紹介しました。
ですが、筋トレをやるときに無理は禁物です!
ボディビルダーを目指す方は別ですが、いきなり負荷のかかる筋トレをするとケガの元になります。
せっかく筋トレをしても、体を痛めて途中で挫折してしまっては、意味がありませんよね。
まずは、負荷の軽い回数で、腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワットなど、馴染みのあるメニューから始めることがおすすめです。
1週間に2~3回を目安に、すきま時間で筋トレする習慣にすると続きやすいですよ。
具体的な筋トレメニューを知りたい方は、雑誌などの書籍や、YouTubeなどのネットメディアを活用して、自分に合っていそうなメニューを探してみましょう。
筋トレに必要な時間は、軽いメニューでしたら10分かかりません。
何かと忙しいサラリーマンや主婦の方でも、すきま時間に十分にこなせます。
ぜひ日々の習慣に筋トレを取り入れて、今よりも幸せな気分を味わっていきましょう!
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