「男性が結婚を決めた理由〇選まとめ」というタイトルを見れば、結婚を目標としているたいていの女性は、そのページをクリックしてしまうものだと思う。私も、その記事を読むことにどれだけの生産性があるか疑問に思いながらも、ついついクリックしてしまう派である。
先日そのような記事を読んだ際に、目に留まった言葉があった。その理由とは「結婚適齢期だから」という理由。
まわりの結婚した友人たちの話を聞いていても思うが、この理由で結婚している夫婦が一番多いのではないかと思う。実に日本人らしい理由だなぁと感じる。
婚期が以前より遅くなってきているとはいえ、「女は30歳を過ぎたら・・・」みたいな空気感はまだまだ根強く存在すると感じる。そんな中で焦りを感じ、どうにか30歳までには!と意気込み婚活する女性も多いと思う。もちろん、なにを重視して婚活、結婚するかは人それぞれの価値観なので正解はないが、そこに「自分自身がずっと幸せでいられること」という軸が抜けてしまっていないか、そこは常に問い続けていきたいと感じる。
私事ではあるが、先日8か月近く付き合った男性とお別れをした。高身長、高収入、気遣い、エスコートもばっちりと、ハイスペックの男性ではあったが、いくら時間を過ごしても彼の本音が見えなかった。結婚するには条件的にはとても良かったし結婚の話もでていたのだが、彼の本音が見えない部分に居心地の悪さを感じ、幸せを感じられなくなり、最終的にはお別れを告げた。
相手も30代後半だったため、結婚適齢期という点からみてもこのまま私がなにも行動を起こさなければプロポーズされそのまま結婚していたかもしれない。結婚という安心感は私も喉から手が出るほどほしいものではあったが、結婚は手に入れられても幸せな気持ちが手にはいらないのであれば、結婚する意味はない。苦しい決断ではあったが、自分の幸せを軸に考えたこの判断は、間違ってはいなかったと思う。
・・・とはいえ、この自分の幸せをどこまで追求するのか。幸せを妥協せず追求し続けた結果、一生独身というのも、ちょっと悲しい。幸せの追求と妥協のバランス、目下の課題はそこなのかもしれない。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。