こんにちは、アモーレ大学 国際男女関係学部 教授のおちさぎりです。
あなたは、毎年お誕生日が来ると幸せで感謝の気持ちでいっぱいになるタイプですか?
それとも、もうこれ以上歳を重ねたくない…とため息をつくタイプですか?
お年頃の女性であれば、誰もが「年齢」について敏感になること、あると思います。あなた自身がさほど気にしていなくても、置かれている環境によっては「気にせざるを得ない」状態になることもあるかもしれません。
やはり、恋愛や結婚では「若い女性」に幸運の女神がウィンクするのか…と思い始めているあなたへ、愛を込めてお届けします。
■ズバリ結論から!国際恋愛&結婚に年齢は関係ない!
ズバリと結論からお話しすると、国際恋愛や結婚に年齢は関係ありません!年齢だけでなくて、例えば、「離婚歴」なんかもあまり気にしない人が多いです。
アラサーになると、そろそろ結婚は?という言葉が聞こえ周囲も結婚ラッシュ…
アラフォーになると、むしろその話題(恋愛や結婚)は避けられているような気がする…
そんなことを感じている女性もきっと少なくないはず。
実は、私自身、海外に出たことで「解放」されたのが年齢へのこだわりでした。
バルセロナに来たのは、28歳のとき。
こちらに来て間も無く29歳になりました。
そろそろいい相手見つけて、結婚した方がいいんじゃないの?
今さらそんなチャレンジしている場合じゃないんじゃない?(スペイン移住のことを)
なんていう言葉も周囲でささやかれていましたし、こちらで参加したクラスの中で「最年長」でした。
10歳下のクラスメートも数名いたり、ほとんどは20代前半。
最年長だけれど、一番スペイン語レベルが低く授業についていけませんでした。
私は、そんな自分をとても情けないと思っていました。
そしてなぜそんなにも情けないのかを分析してみると、こんな気持ちがありました。
「30近くにもなって」、クラスで一番レベルが低いなんて…
そうです。
私自身が、「アラサーなのに」と、年齢的な視点で自分をジャッジして酷評していたのです。
アラサーでもわからないものはわからないですよね。
それまで自分の中でベストを尽くして準備もしたけれど実際のレベルは現地では通用しなかった。
それだけのことなのです。
20代でも、30代でも、40代でも起こりうること。
恋愛や結婚の時も同じで、まず、自分自身が抱えている年齢へのこだわりに気づき、捨てることができなければ、いつまでたっても年齢がコンプレックスの原因になってしまいます。
どうして関係ないと思うのか。
それは、そのことを証明してくれる素敵な女性にこれまでたくさんお会いしたからです。
バツイチ子持ちの50代女性。職場に気になる男性がいるのだけど、どうアプローチしようかと作戦を練っていました。
週末の夜は、若者も大人たちも思いきり楽しみます。
デコルテの大きくあいたトップスや大胆なミニスカートを堂々と着こなし、勝負メイクで夜遊びを楽しみます。
40代を過ぎてから幸せな結婚をして家庭を築いた友人や知人もたくさんいます。
(2人とも離婚歴があって、子供もいるケースもいっぱい)
そんな女性にお会いして見えてきた共通点は「今の自分に自信があるか」「今の自分が大好きかどうか」でした。
今の自分のあり方を心から好きだと言えるとき、年齢なんて全く関係なくて、「今の自分が人生で最高の状態!」と堂々と言えるようになるのです。
■「若々しい!」を褒め言葉と受け取らない女性の話
誤解の内容にお話しておくと、これは、私が出会ったたった1人の女性のエピソードなので、ヨーロッパの女性全員が、「若々しい」と言われることを褒め言葉と受け取らない訳ではありません。
恋愛や結婚に年齢は関係ないけれど、若々しく見られたい女性は(男性もですよね)多いです。むしろそういう人の方が多いですよね。私も、「(その年齢に)見えませんねー!」と言われればとても嬉しいです。
それは、美しい、素敵だと他人に言われることで気分を悪くする人はいないからだと思っています。
この私が出会った女性は、60代のマダムです。
本当に60代には見えなくて、会う人誰もが60代には見えない!なんて若々しいの!!!と羨望の眼差しで彼女を見つめるのです。
その時彼女はこう答えました。
私は若々しくいたいなんて、全然思わないのよ。年相応に、美しく年齢を重ねていきたい。60歳なら60歳らしく。
と。
彼女のこの言葉は、自分に自信があるからこそ、自分のことを大切にしているからこそ出てくるものだと思うのです。
30代でも40代でも50代でも、あなたはあなたです。
ですから、今の自分を大好きだと言えることがとても大切ですし、もしも躊躇してしまうのなら、何が変われば、自分のことを大好きだ、自分史上最高だ!と言えるのか考えるのはとても大切なことです。
■海外から見えるバツイチコンプレックス
日本人の女性とお話をしていて感じるのは、「バツ」がついていることにコンプレックスを感じている人が多いこと。
「バツ」という言い方そのものが嫌…
「結婚に失敗した」と思われるのが嫌…
離婚歴があることを知られたくない…
バツイチだから、もう恋愛はできないんじゃないか…
バツという言い方が嫌なら、バツという表現を使わなければいいのです。
他人がどんな表現を使うかは、その人の問題であってあなたにはコントロールできないことですので、自由に使わせておきましょう。
結婚に失敗したとか、もうこれで恋愛はできないんじゃないか、なんて思う必要も全くありません。
離婚歴があることに、コンプレックスを感じてしまっている方にお会いすると、私はとても悲しくなります。
その理由は、抱え込まなくていい悲しみを抱えようとしてしまっているからです。
パートナーシップは、赤の他人の2人が一緒に紡ぎ深めていくものだからです。
そして愛は永遠のものではなくて、大切に育てていくもので、どんなに頑張っても育たないケースも残念ながらあります。
離婚には色々な理由があると思いますが、もしこれからまた幸せな恋愛や結婚をしたいのならば、その経験を踏み台にして大きくジャンプ!できるのです。
私の個人的な意見ですが、離婚歴のある男女は「心に余裕がある」と思うのです。
強い結婚願望のある未婚の男女を想像してみてください。
その願いを叶えようと、一生懸命になって「できるだけ早く!」と焦りますよね。
結婚する、ということに重きをおいて、もしかしたら大切なことが見えなくなっているかもしれません。
けれど、すでに結婚したことがある方の場合、例えば、素敵な恋愛をすることを優先させて、結婚にこだわらないというケースもあります。
こんな風に「心の余裕」につながるのですね。
(結婚を焦りすぎると、上手くいく恋愛も上手くいかなくなることがあります)
ですから、離婚歴があることを引け目に感じることなどなく、むしろ経験があることを次の素敵な恋愛や幸せな結婚に活かせると思うのです。
■まとめ
いかがでしたか?
もしもあなたがこれまでに、年齢を心配されて少し弱気になってしまっていたのなら、
国際恋愛や結婚では年齢は関係なく、「自分らしさ」という女性として、人としての魅力が大切なことであると心の片隅にメモをしていただき、どうぞ前向きに素敵な恋愛や結婚に向けてアクションしてみてくださいね。
執筆:ラブコーチ おちさぎり
自分らしく幸せなパートナーシップを叶えるために自己肯定感とコミュニケーション(ラブライフを含む)にフォーカスしたサポートをしています。
ヨーロッパで一番実績のある不妊治療クリニックで300名以上の女性をケアした経験と知識を生かし「オトナの女性の性教育」をウェビナーなどで配信。
オトナの女性は絶対に知っておきたいカラダのことはもちろん女性がカラダへのコンプレックスを解消し、自分を丸ごと大切にする気持ちを育て豊かなラブライフ&幸せなパートナーシップを叶えるためのオンラインコンテンツもまもなく配信予定。
【公式ウェブサイト】https://sagiriochi.com/
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