2011年3月11日に起きた東日本大震災から、もう6年余りが経過しました。大災害の爪痕はまだ色濃く残り、復興にはまだ時間を必要としています。
日本は地震が多い国ですし、海に囲まれているので津波などの被害とは無縁の生活というのは難しいですよね。被害にあわないことが一番望ましいことですが、こればかりはいつ、どこで起こりうるかわかりません。
そういった時のために、防災について日頃から意識していますか?
家の中や会社など、1日を通して滞在する場所が多いところの危険なポイントや、何かあった時に逃げることができる経路についてはしっかりと確認しておきたいところです。ホテルに泊まる時など、普段使わない場所であれば尚更、最初に見ておきたいですよね。
そして、逃げる必要が出てきた時の防災バッグ、準備していますか?
準備しているけど奥底にしまっている、用意したはずなんだけどな…という状態ではいざという時に活躍できないので今一度、中身も含めて確認しておきたいところです。中に入っている食品の賞味期限が近づいているということもありますしね。
その他、非常時に使える連絡手段としてNTTが提供している災害用伝言ダイヤル、171も活用できるようにしておきましょう。
それであっても、いざ災害があったときに貴重品を全て持っていけるとは限りません。現金もそうですが、ケガをしたときに使いたい健康保険証がなければとても困りますよね。しかし、近年ではそういった緊急事態には健康保険証など必要なものがなくても薬を受け取れることができる措置が取られるようになってきました。
そして、時には避難生活が長期化することもあります。持病を抱えている場合は、その薬の手配もしなくてはなりませんが、意外と自分が服用している薬の名前は覚えていないものです。そんな時に役立つのがお薬手帳。原本でなくても、コピーしたものや携帯電話で写真に撮っておくといった工夫をして記録しておきましょう。
何かあってからでは遅い防災対策、家族や周りの人の笑顔を守るために、できることから備えをしてみませんか?
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