幸せ大学（University of Happiness）

こんにちは！福太郎です。

さっそくですが、セレンディピティーという言葉、ご存知ですか？
偶然をチャンスや幸せに変える能力だそうです。そんな能力があったら毎日幸せだらけじゃない！欲しい！欲しい！

そんなことを思っていたら、「急に行けなくなっちゃったから、福ちゃん、行かない？」とセレンディピティーに関するお話伺うチケットを頂戴しました。そう、これもセレンディピティー。わーい！幸せへの一歩。さっそく、行ってきました。

セレンディピティーに導かれて東京とパリを行き来する生活を24年送っていらっしゃるドラ・トーザンさん。とても笑顔がステキなパリジェンヌのお話しでした。

日本には全く興味はなかった。でも、「たまたま」見つけたインターンシップに合格し、ドイツかタイか、日本の選択肢から「面白そう」だから日本へ。

もし困ったら相談しなさい、と友人から紹介された知人は同じホテルに「たまたま」泊まっていた。知人に夕飯をご馳走になったレストランで、アパートを探しているというと、これから留学するという女性に会い、その方のおうちにホームステイをすることになった。

ホームステイ先で「たまたま」ご家族と観ていたNHKフランス語講座。あなたもやれるのでは？とご家族に言われてNHKに電話して面接を受けたら合格。その後、NYの国連で働いたけれど、再度のお誘いに来日してホスト役を3期務めた。

その際に大学講師も引き受け、掛け持ち生活をしていたら、交通事故にあった。自分の限界を自覚して、いったん生活をリセットすると決めて、パリに戻った。でも日本に戻りたい・・・周りの人には反対されたけれど、これが自分のスタイルだと思って、3カ月ごとに日本とフランスを行き来する生活を作ってきたそう。

彼女のお話は、「たまたま」であったことに、「面白そう！」と感じたことを、やると決めたら、実際に行動に移す、それがいいこと（幸せ）につながってきた、その繰り返しのお話だったということ。幸せは、そのものに出会うのではなく、幸せのきっかけになる人やことに出会い、そのきっかけに対する行動の結果なんですね。

であれば、まず、たくさんきっかけに出会わなくては・・・ドラさんは、たくさん散歩をされるそう。「知らないところにどんどん出て行かないともったいないですよ！」と、笑顔でおっしゃってました。

出会ったきっかけを、「面白そう！」と感じること、それをやるかどうか決めるには、自分の「心の中の声」がよりどころになるそう。そのために、一人の時間を持って、自分に向き合うことが大切と繰り返しおっしゃってました。

ふーん、何か幸せになる魔法のようなお話が聞けるのかと思ったら、なんだか自分でもできそうなことだった。できそうだけど、実際にやるかどうかが問題なんだろうな・・・

これから何ができるかな・・・まず、たくさん歩いて、「面白そう！」を感じることをまず意識してみようかなー。そう思って、いつもと違うルートで銀座駅まで歩いてみたよ。イルミネーションがとってもキレイで楽しい気分になった。