幸せになりたい。
そう強く意識すればするほど、幸せから遠ざかっているとしたら…
少し、怖くなってきませんか?
私たちの多くは夢や目標を持ち、それに向かって邁進しています。達成することで今よりもっと、幸せになれるだろうと考えているからです。
でも、大きな夢しか見えていないときには、周りに転がっている小さな幸せには気づきにくいものではないでしょうか。
追いかけるほどすり抜けていく幸福
イギリスのコメディアン、ティム・ミンチンの話を紹介しましょう。
彼は
“幸福とはオーガズムのようなもので、考えすぎていると過ぎ去ってしまいます。忙しくあり、他人を喜ばせることに集中していれば、副作用として自分も少し幸福になれるのです。”
出典:ティム・ミンチンが人生の9つのレッスンを語る- ログミー
と話しています。
きっと、あなたの周りには様々な考え方を持つ人がたくさんいることでしょう。
その中で、幸せそうに見えるのはどんな人でしょうか?
例えば、幸せという言葉がピッタリなカップルがいるとします。
付き合い始めかもしれませんし、もうずっと長く一緒にいて家族のような関係になっているかもしれません。
でも、お互いに幸せでいられるということは、相手のことを思いやっているからこそ。これが、自分のやりたいことや気持ちばかり優先させていては、相手も嫌な思いをしますし、自分自身も結果的に幸せを逃してしまいます。
誰かのために力を尽くす
自分の利益を重視しないで、相手のことを思いやる
実は、こういった姿勢が巡り巡って幸せをもたらしてくれるのではないでしょうか。
ワクワク・ドキドキを大切にする
そして、あなたの行動は意外と多くの人が見ているものです。
仮に、今日あなたが起こした素晴らしい行動によって、多少の時間やお金を失ったとしても、それを見ていた誰かによって新しい出会いやヒントをもらうことだって少なくありません。
自分に有利になるからという意識だけで行動するのではなく
「ワクワクするから」
「興味があるから」
「あの人に会いたいから」
といった自分の気持ちに正直になって行動することも大切なエッセンスです。
大きな未来だけを見るのではなく、目の前にある日常にもしっかりと目を向ける。そして、自分ありきの行動ではなく、相手を尊重する気持ちを忘れない。
幸せになりたいと強く願うよりも、これらを意識したほうが幸せをぐんと引き寄せられるのではないでしょうか。
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