こんにちは、福太郎です。
みなさんは普段、周りの人の話をよく聴いていますか?幸せな人を周りに増やしたいなら、人の話をよく聴く“聴き上手”になることって、とても大切です。人は、誰かに話を聴いてもらうことで、悩みやストレス、負の感情を“手放す”ことができるんです。
でも、人の心を癒す話の聴き方ができている人って、とても少ないようです。みなさんの聴き上手度をチェックしてみましょう!
あなたは、人の話を聴いているとき、次のような態度で聴いていませんか?
□スマホやパソコンを操作しながら聴く
□腕をくんで聴く
□無表情で相槌を打たずに聴く
□話を全部聴き終わらないうちから「私の場合は~」「そういえば私も~」と、自分の話に置き換える
□「がんばれよ」「あなたなら大丈夫だよ」と励ましたり、アドバイスをする
□明るい話題に変えたり、「気にしない気にしない」と言って紛らわす
いかがでしたか?ひとつでもチェックがあった方は、要注意!
これらはすべて、人の心を癒すどころか、反対にイライラさせたり傷つけたりしている聴き方です。
では、具体的になにがどうダメで、どのように聴けばいいのか?お伝えしますね。
□スマホやパソコンを操作しながら聴く → スマホやPCを操作しながら聴かれても、相手は自分の話を真剣に聴いてもらっている気がしません。人の話は“目を見て聴く”が基本です。話を聞くときはスマホやパソコンの操作はいったんストップし、相手の目を見て聴きましょう。テレビを観ながら聴くのもNGですよ!
□腕をくんで聴く → 腕をくむ行為は、心理学的に相手に威圧感や拒絶を伝えるポーズと言われています。本音を話しにくい雰囲気にしてしまいます。話を聴くときは、腕くみはやめましょう。足くみも同様に注意です。
□無表情で相槌を打たずに聴く →特に男性に多いようですが、無表情で話を聴かれると、相手は本当に自分の話を受け止めてもらっているのか不安になります。人の話を聴くときは、なるべく表情豊かに、相手が楽しそうな顔をしたときは楽しそうな顔を、悲しい顔をしたら自分も悲しい顔、というように相手にペースを合わせて聴きましょう。相槌も会話の合間に必ず打ち、相手にちゃんと話を聴いているということを伝えましょう。
□話を全部聴き終わらないうちから「私の場合は~」「そういえば私も~」と、自分の話に置き換える → 途中で自分の話に置き換えてしまうのは、“会話泥棒”です。相手はあなたの話を聴きたいわけではなく、自分の話を話したいのです。途中で自分の話をしたくなっても、ぐっとがまん。相手の話に集中して聴きましょう。
□「がんばれよ」「あなたなら大丈夫だよ」と励ましたり、アドバイスをする →人が悩み事などを打ち明けてきたときは、励ましやアドバイスがほしいのではなく、ただ共感して欲しい場合が圧倒的に多いのです。無理に励ましたりアドバイスをしたりせず、まずはしっかり話をぜんぶ聴き出してあげましょう。
□明るい話題に変えたり、「気にしない気にしない」と言って紛らわす → 相手が過度に悲しんでいたり、暗い話題だと、明るい気分にしてあげようと話題を変えたり、紛らわすような言葉を言う人も多いでしょう。でも、悲しいときや落ち込んでいるときは、とことん沈んだほうが、実は立ち直りが早いのです。無理に話題を変えたり紛らわしたりせず、相手が悲しい気持ちをぜんぶ吐き出せるよう、きちんと受け取ってあげましょう。
家族の人数が少なくなり、孤独を抱える人がますます増えていくこれからの日本。人の話をちゃんと聴くことって、ますます重要になっていく気がします。
まずは今日お伝えしたことを参考に、家族や友達、職場の人たちの話を聴いて、周りにハッピーな気分の人をたくさん増やしていってくださいね。
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