
あなたは、異性から言われて嬉しかった言葉って、ありますか?
嫌味や批判などのネガティブな言葉は人の心を傷つける一方、褒め言葉は人の心を明るくし、癒し、勇気づけることができます。
相手の心を掴みたいなら、相手と円満な関係を続けたいなら、そう、かけるべきは、やはり“褒め言葉”です。
ただ、「どんな風に女性(男性)を褒めたらいいのか、どんな言葉が喜ばれるのか、いまいち分からない・・・」という方も多いかと思います。
そこで、今回、「異性から言われて嬉しかった言葉」を、十数名の男女に伺いました。その結果をもとに、“心に響く褒め言葉のコツ”についてお伝えします。
■男性が言われて嬉しかった褒め言葉8選
1.「かっこいいね」
男性に対する定番の褒め言葉です。複数名の男性がこの言葉を挙げてくれました。顔や容姿など外見的な部分が整っているという意味よりも、生き方や仕事ぶりなど内面的な部分を指して言われるのも、男性は嬉しいようです。
2.「〇〇(イケメンと言われている芸能人など)に似てるね」
イケメンと言われる芸能人に似てる、ということは、イケメンと言われているようなもの。ストレートに「イケメンだね」と言われるより嬉しいという意見がありました。ちなみに、『イケメン』という言葉は、男性にとってはとても軽いニュアンスの言葉で、そんなに心に響かないそうです。イケメンの男性には、「イケメンだね」というのではなく、男性も憧れるようなかっこいい男性芸能に例えて褒めてみるほうが効果的なようです。
3.「センスいいよね(オシャレだね)」
女性ほどではないにしても、男性も見た目に気を配っている人、こだわりを持っている人というのは、やはり存在します。見た目に気を配っていそうな男性、服装や持ち物にこだわりがある男性には、どんどんこの言葉をかけていきましょう。喜ばれる可能性大です。
4.「雰囲気あるね」
なんとなく分かるような、分からないような褒め言葉ですが、言われると嬉しいと感じる男性は多いようです。『雰囲気がある』という表現は、品格だったり、すごさ、セクシーさなど、外見だけでなく内面的な魅力も醸し出されているような気がして、確かにいいかもしれません。
5.「男らしいね」
見た目に関することより、『男らしさ』を褒められると嬉しいという男性もいらっしゃいました。「男らしくありたい」と思っている男性は多いと思うので、男性の『男らしさ』が垣間見える場面に遭遇した際にすかさず使うと、とても効果的かと思います。
6.「すごいね」
男性のプライドを良い意味で刺激し、満足感を与える褒め言葉のようで、複数名の男性が言われて嬉しい褒め言葉として挙げてくれました。シンプルですが、かなりの確率で喜ばれるかと思います。
7.「細かい気遣いが素晴らしいですね」
他人に対するちょっとした親切や優しさや気配りなどの行為を見ていてくれて、褒めてくれるのがとても嬉しかったし心に残った、という男性もいらっしゃいました。
8.「一緒にいると安心する」
女性に『安心する』と言われると、イコール『頼れる男性』『男らしい男性』と思われているようで、嬉しいと感じる男性もいらっしゃいました。また、パートナーにこう言われると、「居心地がいいと言われているようで嬉しい」という意見もありました。
ただ、この言葉は、『安心する=男として見られていない』と捉えられてガッカリされる可能性もある言葉なので、取り扱いには注意が必要です。『癒される』という言葉も同様です。
■女性が言われて嬉しかった褒め言葉8選
1.「かわいいね」「キレイですね」
こちらは女性に対する定番の褒め言葉ですが、やはり言われると嬉しい女性は多く、複数名の女性が挙げてくれました。
2.「オシャレですね」
服装や持ち物に気を配っている女性は多いもの。私も、独身の頃は、洋服代のために働いているような時期がありました。『オシャレ』という褒め言葉を言われると、オシャレのためにかけている時間やお金の投資が報われたような気持になり、満足感が得られたものです。
3.「キレカワだよね」
『キレカワ』とは、「キレイでかわいい」、もしくは「キレイ」と「かわいい」のちょうど中間の言葉らしいです。あまり聞きなれない言葉でもあるので、確かに印象的かもしれません。
4.「色っぽいですね(色気ありますね・セクシーですね)」
下心満載と分かっていても、女として言われて悪い気はしない、嬉しい、という意見をいただきました。
5.「実は芯が強いよね」
女性も、見た目だけでなく、内面的な部分を褒めてもらえるのは、とても嬉しいもの。内面を褒めてもらえると、「自分のこと見ていてくれてるんだな」「自分のことをよく分かってくれているんだな」と思い、親近感も湧きます。
6.「なんだかすごく癒されます」
とても感覚的な言葉ですが、『癒される』と言われると嬉しい女性は多いようで、数名の方がこの褒め言葉を挙げてくれました。女性は、潜在的に、「誰かのことを癒したい」「誰かの癒しでありたい」という思いを、少なからず持っているのかもしれません。
7.「いつもよくやってくれてるよね」
既婚女性で、夫にこのように言われて涙があふれそうになったという方がいました。また、男性上司にこう言われて、とても嬉しかったと答えてくれた女性も。日ごろの行いに関して感謝の言葉をかけてもらえるということも、女性にとってはとても嬉しい、心に響く褒め言葉なのです。
8.「〇〇ちゃんと逢った後は、全てのことがうまくいく。僕の女神だ」
女神とはずいぶん大げさな言葉のような気がしますが、こう言われて嬉しくない女性もいないでしょう。似たような例で、「〇〇と逢うと、なんか調子が良くなるんだよ」という褒め言葉が心に残っているという女性もいました。自分の存在が誰かの救いや助けになっているということを知れるのは、女性にとってやはり嬉しいものなんですね。
まとめ・・・「男は尊敬されたい、女は感謝されたい」
男女で似たような褒め言葉もあれば、男性特有・女性特有の褒め言葉もありました。
今回、複数名の男女にお話をお伺いして、特に印象深かったのは、男性は嬉しかった褒め言葉に『感謝』を挙げる人はおらず、女性は複数名の方が『感謝』に関する言葉を挙げていたこと。
お話を伺った男性の一人にそのことを言うと、「確かに、感謝の言葉も嬉しいことは嬉しいんだけど、心をグッと掴まれるまではいかない。やはり、『すごい』とか『かっこいい』とかのほうがテンションが上がるし、心を掴まれる」とおっしゃっていました。
「男は尊敬されたい、女は感謝されたい」生き物なのでしょうか。
今回の記事を参考に、意中の異性がいる人は、どんどん褒め言葉を送ってもらえればと思います。
また、もうすでにパートナーがいる方も、パートナーに常に褒め言葉を送ることを忘れないようにしてほしいと思います。
長年うまくいっている恋人や夫婦は、パートナーに対する褒め言葉や感謝の気持ちをとても大切にしています。褒め言葉は心の栄養でもあり、愛を育むものでもあるのです。
執筆者/黄本恵子(アモーレ大学心理学部コミュニケーション学科教授)
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