こんにちは!幸せ大学@学長のぶんぶんです。
皆さん、幸せな日々を送っておられますか?
今日は人の恩についてお話をしていきたいと思います。
私事で申し訳ないのですが、20代の私はとても傲慢で、今振り返ってみてもかなり恥ずかしい感じでした。
なぜそうなったのかを考えてみると、親の影響が大きかったかなと。(子供にとって愛情深く、素晴らしい両親だったことは付け加えておきます)
母親はよく気の付く人で、様々なことを先回りして準備するような人でした。そして、父親は良くも悪くも九州男児(笑)。
「男はえらくて、自分が一番。座っていれば食事が出てくるもの。下着とか寝床とかもちゃんと準備されているものだ。」という九州男児の常識をそのまま持ち続けていた人でした。「男は外で稼ぐもの、女性は家を守るもの」という概念もありました。
その時代には当たり前の考え方でもあったので、特に自分としては特別なものと思っていませんでした。
しかし、そのような「~すべきである。」「~して当たり前」」という言葉が出てくると幸せと運が逃げていくのですが、そういうこともまったく知らない20代でした。
それが当たり前の私は
●女性と付き合ってもうまくいかない。(もちろん結婚も)
●ちゃんとできないのは人のせいにしてしまう。
なまじっか要領がいいものだから、仕事は出来るので余計にたちが悪い人でした。
そして、27歳で離婚、職場いじめ、失業、病気というお決まりの深い落とし穴にはまりました。
あまりの境遇の変化にひきこもりとなり、3か月間、「なぜ自分は人の迷惑にかかるようなこともしてないのに、なぜ今、こんなにみじめで情けない姿になっているのだ!」と自問自答を繰り返していました。
そこで、徐々に自分の姿や受けてきたご恩が見えてきたとも言えます。
「今まで自分が無事に過ごしてこられたのは親とか友人や周りの人のサポートやご恩があってのことで、その貯金も全部使い果たして、今のこの状況なんだなと」
人間落ちるところまで落ちないと世の中が見えないというか、私はそういうことがないと一生分からなかったと思います。なので、起きた現象はつらかったですが、振り返ってみると素晴らしい気づきを与える経験だったように思います。
その経験から「人から受けた恩を忘れないようにしよう!」と思いました。
毎日、親しい友人や家族、仕事仲間から受けた恩をきちんと記録しておこうと思い、手帳などにも小さく書き込むようにしました。
そして、どのようにその恩を返していくのかを考えるのが楽しくなってきましたし、自分の人生も随分と豊かで幸せなものに変わっていったような気がします。
私の友人にも必ず何かの記念日にサプライズを仕掛ける友人がいます。友人や家族を驚かせて、喜ばせて日々の恩に対する感謝を表現しています。彼を見ていると本当に日々が楽しそうです。
この友人のように個人的に恩を返していくという方法もあるし、恩を多くの困っている人にPay Forwardしていく方法もあります。
ことわざに「人に与えたことは忘れろ。人から受けた恩は絶対に忘れるな」」という意味の格言があったように思いますが、これは人が有意義な幸せな人生を送るためには金言なのかなと感じています。
日々にお付き合いしている人から受ける大小の恩を一つも漏らさず、恩返しできるような人生を送った時にはきっと面白すぎることが起きているのだろうなとワクワクしている今日この頃です。
皆さんもぜひ試してみてくださいね。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。