毎年、春が近づくとワクワクした気持ちになり、何か新しいことを始めたくなりますよね。幸せな一年を過ごすためには日頃の行いや努力も必要ですが、何と言っても人との縁を大切にすることが一番の近道だと感じています。
よく、自分のことばかり優先し、利益重視で物事を考える人がいるのですが、そうすると大事なものを見失ってしまいます。相手の気持ちや環境を推し量り、その人のために何かしてあげられることはないだろうか?と手を差し伸べて始まった関係は、お金には代えられない素晴らしいものになりますし、自分が困った時には力になってくれるはずです。
人と人との関係において信用度というのは、決してお金に換算した関係ではなく、相手のためにどれだけ気持ちを動かせるか?ということではないでしょうか。
人との縁やつながりを求めるには、やはり興味のあること、パワーのある人たちの集まるところへ出かけるのが一番効果的ですが、神様にお願いしてみるのも一つの手かもしれないと、縁切りで有名な京都の安井金毘羅宮を訪れてみました。
安井金比羅宮の歴史は古く、藤原鎌足が藤寺を創建し、一族の繁栄を願ったことに遡ります。
「悪縁を断ち切る」として京都でも有数のパワースポットとして知られている安井金比羅宮ですが、実は「良縁を結ぶ」ことでも知られています。また、悪縁と聞くと人との縁を思い浮かべるかもしれませんが、病気やギャンブルといった事柄との縁も断ち切ってくれるので、連日数多くの人で賑わっています。
安井金比羅宮は、八坂神社からほど近い場所にあり、大通りから少し中に入った場所にあって少しわかりにくいかもしれません。中へ入って行くと、真っ白に覆われた縁切り縁結び碑が目に飛び込んできます。
ここをくぐって悪縁を切り良縁を得るわけですが、方法としてはすぐ近くに置かれている形代に願い事を書き、それを持って縁切り縁結び碑の空いた穴を表から裏へ、裏から表へとくぐり、形代を糊で碑に貼って終わりです。
皆さんこの碑が目当てのようで、くぐる列にはたくさんの人が並んでいました。
くぐった翌日から劇的な変化は望めないかもしれませんが、悪縁を断ち切るぞという気持ちを確かめ、それに向かって行動するきっかけとして参拝してみるのもいいかもしれません。
強力な効果があった!という書き込みも見られますので、人を貶めるような願いはせず、自分自身が困っていることや良縁を願ってくださいね。
<安井金比羅宮>
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