こんにちは!福太郎です。
みなさんの周りに、すぐ怒ったり、怒鳴ったり、人のことを罵る人っていませんか?
「モラハラ」(=モラルハラスメント)という言葉もありますが、職場や家庭などで、上司やパートナーに怒鳴られたり罵られたりすることで精神的に傷つけられ、疲れている人は多いようです。
今日は、すぐ怒る人たちへの対処法についてお伝えしますね。
■怒る人、怒鳴る人、罵る人たちの心理って?
感情は、ある出来事によって自然にふつふつと湧き出るものではなく、
“自分で選択しているもの”と言われます。
たとえば、新幹線が遅延したとき、
駅員に対して激しく怒って文句を言う人もいれば、
さっとタクシーや飛行機で向かおうとする人もいる。
冷静に職場に連絡してカフェでのんびりする人もいますよね。
誰かに口答えをされたとき、
「誰に向かって言ってるんだ!」と怒鳴る人もいれば、
「おもしろい考え方だね!」と感心する人もいる。
「あなたはそういう考えなんだね。言ってくれてありがとう」と、
感謝する人もいるかもしれません。
出来事と感情には、実はあまり因果関係はないんですね。
怒る人、怒鳴る人、罵る人たちというのは、“怒り”という感情を自ら選択しているのです。
なぜ“怒り”という感情を選択するのか?というと、“他人のせい”にしたいからです。
なぜ“他人のせい”にしたいかというと、自分の愚かさや弱さを認めたくないからです。
そう、すぐ怒る人たちこそ、強そうに見せているだけで、実は弱い人間なんですね。
そう考えると、怒られたり、怒鳴られたり、罵られたりしたとき、少し気持ちが楽になりませんか?
怒られたり、怒鳴られたり、罵られたとき、「自分が悪いからだ…」と落ち込む必要はまったくないのです。
■怒られたり、怒鳴られたり、罵られたときの対応法
もし、あなたの周りにすぐ怒る人がいて困っている場合は、以下のように対応してみましょう。
(職場で)
・「君って本当に仕事が遅いな!とっとと片付けろよ!」
↓
・「そうでしたか。迷惑をかけてしまいましたね。申し訳ございません。」
(家庭内で)
・「あなたって本当に気が利かないわね!なんでこんなこともできないの!?」
↓
・「ごめんな。気が利かなくて。君は本当にいつもよくがんばってくれてるよな。ありがとう」
まずは、冷静に相手の言い分を受け取ります。
ムキになって相手のことを責めたり反論したりすると火に油を注ぐだけですが、相手の言い分を受け取ることで、相手の怒りの感情は大分落ち着きます。
また、すぐ怒る人たちというのは、承認欲求が足りていない人たちが多いので、「よくがんばってるよね」「すごいよね」「いつもありがとう」など、相手のがんばりや能力を認める発言を付け加えると、より効果的です。
このように対応することで、すぐ怒る人たちの心も少しずつ変化を見せていってくれるはずです。
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すぐ怒る人というのは、人から敬遠され、嫌われます。
そうすると、「なんで誰も俺(私)のことを分かってくれないんだ!」という気持ちになり、よけいに卑屈に、他人に対して怒りっぽくなります。
そうして、また人が離れていきます…。
まさに負のスパイラルです。
そんな人生、アンハッピーですよね。
すぐ怒る人たちを“愛ある対応”で出迎えて、不幸な人生を歩む人が少なくなるようにしたいですね。
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