こんにちは!福太郎です。
今日は、ある人物の人生とその言葉から、人生を楽しむヒントをお伝えしたいと思います。
数々のコメディ作品を作り上げ、人々を楽しませてきた“喜劇王”といえば、
チャップリンですよね。
そんな彼ですが、
その人生は決して明るいものばかりでは
無かったようです。
両親はともにミュージック・ホールの歌手だったのですが
彼が1歳のときに離婚。
母は精神に異常をきたし施設に収容され、
どん底生活を余儀なくされたチャップリンは、
4歳違いの異父兄シドニーと
孤児院や貧民院を転々とする生活だったとか。
父はアルコール依存症によって死去。
チャップリンは、生きる糧を得るために床屋、印刷工、ガラス職人、
新聞やマーケットの売り子とあらゆる職に就いたそうです。
俳優斡旋所にも通い、
ミュージック・ホールでパントマイム劇などを演じて
一家の家計を支える毎日。
アメリカ巡業で、映画プロデューサーの目にとまり、声が掛かるまで、
彼の人生は、“悲惨”と言えるものでした。
そんな、一見辛い境遇を経験してきた彼が言った有名な言葉が、
次の言葉です。
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、
ロングショットで見れば喜劇だ。」
生きていると、
しんどいこと、辛いこと、悲しいこと、いろいろ起きます。
そんなとき、
クローズアップの視点だけで見るのではなく、
映画の監督になったつもりで、
ロングショットで自分の人生を覗いてみる…。
今起こっている出来事を、
ロングショットで捉えてみると、
どんな景色が見えてくるでしょう?
きっと、ちょっと違った考え方ができるようになるのではないでしょうか。
物事を視点を変えて見るということは、とても大切です。
また、長い目で見ることも。
より人生を楽しいものにしていくために、
彼の残してくれたこの言葉、
忘れないように心に刻んでおきたいですね。
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