「未来がわかったら、どんなに便利だろう」
こう思ったことはありませんか?
みんながよく知るドラえもんが持つ、ひみつ道具の中にはタイムマシンがあり、過去にも未来にも行くことができます。映画、バック・トゥ・ザ・フューチャーの中でもタイムトラベルが繰り返されていましたね。
確かに、過去や未来がある程度わかっていたなら、安心して物事を進めることができるかもしれません。成功するシーンも、失敗するタイミングもわかっているので、嫌だなと思う事態は避けることができますね。
でも、果たして、結果ばかりを重視した人生を送ることにどのような意義があるのでしょうか。
その答えは人それぞれかもしれませんが、人生の中で起きる一つ一つに戸惑い、一喜一憂することが自分自身を成長させ、人生をより面白くしているのではないかと感じています。
“人生は、そこに参加して歩むこと自体に意味がある”
こう思いませんか?
例えば、仕事において昇進やボーナスの額を決定する際に、その人の成果を評価するというプロセスがあります。もちろん、素晴らしい結果が出ていれば賞賛されて評価が上がる要素にはなりますが、大抵はそれだけで判断されるわけではありません。
仕事に対する意識や、そこに至るまでの過程も評価されるのが大半です。要するに、結果に加えてプロセスも重要視されています。
また、わたしたちが何かを成し遂げようとするとき、今までとは違うことをしようと思った時には、大抵、感情が大きく動きます。反対に、感情が動かないようであれば、そこまで本気ではないといっても過言ではありません。
多かれ少なかれ、わたしたちは感情に左右されながら今という場所に立っているのだと言えます。
ここで気をつけて欲しいのが、感情の種類です。
「このプロジェクトを成功させたい」
「あの人のために、何かをしたい」
「困っている人のために役立ちたい」
など、ポジティブな感情は原動力になりますが、一方で
「あの人とは、一緒に仕事をしたくない」
「やってもどうせ変わらない」
このようなマイナスの感情が動いていては、プロセスも十分に楽しめませんし、幸運もどんどん逃げていってしまいます。
幸運を引き寄せながら人生を楽しむためには、一つ一つのステップを積み重ねていくというプロセスがたいせつではないでしょうか。
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