こんにちは!福太郎です。
今日は、みなさんにある絵本をご紹介したいと思います。
『二番目の悪者』という本です。
あらすじを簡単にご紹介しますね。
金色のたてがみを持つ金のライオンは、一国の王になりたいと願う、野心の強いライオンでした。金のライオンは、自分こそが王にふさわしいと、思っていたのです。
ところが、街はずれに住む、心の優しい銀のたてがみを持つライオンが「次の王様候補」と噂に聞きます。
ある日、金のライオンは、とんでもないことを始めました。
自分が王に選ばれるために、銀のライオンの悪い噂を流し始め・・・。
***
この絵本は動物の架空の世界なので、人間は出てきません。しかし、現代の人間社会を映し出しているようだと、福太郎は感じました。
現代社会は、情報が溢れています。
しかし、その情報は、真実でしょうか?
自分の目で見て、確かめたことでしょうか?
誰かがなにかの目的で流した情報を鵜呑みにして、誰かや何かを非難したり、否定したりしていませんか?
同じように、真実かどうかも分からない情報を流していませんか?
・・・
直接悪事に加担したわけではなくても、自分の目で見て確かめる、見極めることをせず、噂や情報を流したりすることで失うものの大きさは、はかりしれません。
そんなことを教えてくれる、大人にこそ必要な絵本だなあと思いました。
ご興味のある方は、ぜひ手にとってご覧になってみてくださいね。
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