こんにちは!福太郎です。
「リラックスしたいなあ」というとき、みなさんはどうしていますか?
ヒーリング音楽をかける、お気に入りのアロマの匂いを嗅ぐ、マッサージをする・・・
きっと人によっていろいろリラックスの方法がありますよね。
一方、「リフレッシュしたいなあ」というときには、みなさんはどんなことをしているでしょうか?
これも、顔を洗う、ストレッチをする、テンションの上がる音楽をかけるなど、人によってさまざまでしょう。
実は、「リラックスしたいとき」「リフレッシュしたいとき」・・・それぞれに適した呼吸法があるんです。
リラックスしたいときにおすすめなのは、『腹式呼吸』。
そして、リフレッシュしたいときにおすすめなのは、『胸式呼吸』です。
『腹式呼吸』と『胸式呼吸』、それぞれの呼吸法を使い分けることができると、自己コントロールがよりしやすくなります。
それぞれのやり方について、詳しくご説明しますね。
■リラックスしたいときに最適!『腹式呼吸』のメカニズムと方法
腹式呼吸は、副交感神経を優位にする呼吸です。
副交感神経とは、疲れた体を修復させる神経です。
人間の体は、交感神経と副交感神経がバランスよく働くのが理想的とされています。
副交感神経がうまく機能していないと、疲れがとれなかったり、便秘がちになったり、血行が悪くなったりと、身体にさまざまな悪影響が出るようになります。
腹式呼吸は、お腹まで酸素を送る、深くゆったりとした呼吸。
繰り返すことで、副交感神経が優位になり、心身をリラックス状態に導くことができます。
瞑想やヨガで使われるのは、この呼吸法です。
<腹式呼吸の方法>
1.口から息を吐き、お腹を少しづつ引っ込ませる。
身体の中の空気をすべて外に出すつもりで、ゆっくり時間をかけて吐く。
2.鼻から息を吸う。下腹まで酸素を送り込むように吸い、お腹を膨らませる。
3.再び息を吐く。(息を吸った時間よりも長く吐くことを意識する。)
4.1~3を繰り返す。
■リフレッシュしたいときに最適!『胸式呼吸』のメカニズムと方法
胸式呼吸は、交感神経を優位にする呼吸です。
交感神経が優位になると、頭がスッキリとし、適度な緊張感を身体に与えることができます。
胸式呼吸は、胸部を大きく膨らませる呼吸法です。
仕事の前や、エクササイズには、この呼吸法がおすすめです。
ピラティスの呼吸法も、この呼吸法です。胸式呼吸は、インナーマッスルを鍛えるのにも最適な呼吸法なのです。
<胸式呼吸の方法>
1.口から息を吐き、胸郭(肋骨で囲まれた部位)を引っ込ませる。
2.胸部を拡げるように、鼻から息を吸う。
この際、お腹が膨らまないよう注意する(少しお腹を引っ込めるイメージでも構いません)。
3.息を吐き、胸をしぼませる。(お腹の筋肉は引き締めておく。)
4.1~3を繰り返す。
呼吸法は、もっとも気軽で、いつでもどこでもできる健康法です。
今日ご紹介した『腹式呼吸』と『胸式呼吸』、ぜひシーンごとに使いこなしてみてくださいね。
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