仕事や恋愛、家族という間柄であっても、相手の気持ちがもっとわかればスムーズに進むのにと思うことはありませんか?
もちろん、すべて心の中を見透かすことはできませんが、相手のちょっとした動作でより良い関係を築くためのヒントが得られるかもしれません。
今日は、そのちょっとしたコツをお伝えします。
視線の動きを読み取ろう
少し照れてしまうかもしれませんが、相手と話すときにじっとその仕草や動作を見てみましょう。
何気なく会話しているときには気付かなかったけれど、実は、ある法則に従って私たちの視線は動いていると言われています。
*視線が左上のとき
「昨日の夜、何を食べたの?」「初恋はいつ?」など、これまで経験したことを聞かれたとき、左上を見ることで過去の記憶にアクセスしています。
*視線が右上のとき
では、反対に視線が右上のときはどうでしょうか?
この時は過去の逆、未来について考えているとされています。これから起こる出来事にイメージを膨らませているのですね。
一般的に、過去のことを聞いたにも関わらず、右上を向くときには嘘である可能性が高いのですが、全てがそうだとは言い切れません。やはり、普段から相手の視線がどう動くのか、つぶさに観察することが必要です。
*視線が横のとき
では、視線が横へ動くときにはどうでしょうか。
こちらは、脳が聴覚優位に働いていると言われています。過去の音、経験した事のない音など、音に対して意識が向いていると言えます。
*視線が下のとき
視線が上や横に動くときには視覚や聴覚優位に働いていますが、それ以外の感覚を辿っているときには下を向くことが多いようです。
また、自分自身に問いかけているときも、このような視線の動きになります。
色々ご紹介しましたが、こういった視線の動きは相手を理解する一つのツールにしかなりません。これを鵜呑みにして、「いま、嘘ついているでしょ」と一方的に詰め寄らないようにしましょう。
普段のコミュニケーションに加えて、視線の動きや表情、声のトーンなどの違いを感じながら、相手との距離を縮めていってほしいですね。
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