こんにちは!福太郎です。
みなさんには、本音を言えたいけど言えない(言えなかった)相手っていますか?
自分の思いを吐き出せないって、辛いですよね。
自分の思いを吐き出せず、怒りや悲しみの感情がいつまで経っても胸に残っている…。
そんなとき、ぜひやっていただきたいおすすめの心理療法の技法があります。
『エンプティーチェア』です。
■エンプティーチェアって?
エンプティーチェアを直訳すると、『空の椅子』ですね。
エンプティーチェアは、架空の椅子に対象となる相手をイメージで座らせて、
対話をすることで、感情を開放させるという心理療法です。
具体的には、次のように進めていきます。
①椅子を二つ用意し、一方の椅子に自分が座る。
↓
②誰も座っていない方の椅子に、話したい相手をイメージし、伝えたい思いをすべて伝える。
↓
③自分が相手に言った言葉に対し、相手の立場になって反論する。
↓
④相手が反論してきたこと(=自分が相手の立場になって反論したこと)に対し、
今度は再び自分の立場で反論する
これを繰り返すことで、自分の言いたいこと、言いたかったことをすべて吐き出すことができ、
なおかつ相手の都合や立場も理解することができるようになるというわけです。
■エンプティーチェアはどのようなときに使う?
エンプティーチェアは、精神科医パールズ,F.S.によって開発された、ゲシュタルト療法の一種です。
カウンセリングの現場でもよく使われます。
エンプティーチェアは、どのような相手に対しても使えます。
たとえば、別れた恋人や、
亡くなってしまった両親に対しても…。
「どうしてあのときあんな言葉を言ったのよ?」
「どうして私のことをもっと愛してくれなかったの?」
もう二度と会うことができない相手に対しても、
エンプティーチェアを使えば、言いたいことが告げられるのです。
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感情を吐き出すことって、幸せに生きるためにとても大切だと福太郎は思います。
言いたいことがあるのに言えない、
怒りや悲しみの感情でいっぱい、
もう二度と会えない相手に対して言いたいことがある…、
そんな方は、ぜひエンプティーチェアの技法を使ってみてくださいね。
心が思いのほかスッキリし、癒されていくのが分かるでしょう。
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